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先生 少年囚の時代

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僕が、18歳になったばかりの頃に、極悪非道の精神病院の入院患者、というより、まだ刑務所か少年院の方がまともなところだ、地獄だ、ここは、と思う地獄の少年囚だった時に、病棟の窓から、病院の土木工事をしている作業員の姿が見えて、すっごいエリートの様に見えました。僕はエリートに見えるお兄さんに、「先生、給料はいくらもらってるんですかー、お買い物は東京とかに行くんですかー」と、先生と呼びました。高校中退で、映画かテレビでしか知らない精神病院に入り、きちんと患者の定期的な診察をしない病院で、「職業」を得ている社会人なんて、先生、あるいは「神様」に思えたのです。地獄が僕の出身地のようなものでした。地獄から出られて、関東から関西の病院になっても、その関西の病院の医者がストーカーとなり、どうしてもその精神病院から他の病院に移らせてくれなかったのです。僕の独自の努力で、やっと阪大病院の精神科に移り、それから僕の艱難時代は終わりを告げました。今でも、アメリカ人のベトナム戦争の帰還兵みたいな傾向があり、ズドンと、ある日突然、不幸のどん底に落ちるんじゃないかと不安になります。PTSD、トラウマです。誰の知恵なのか知りませんが、人生では幸、不幸が誰でも等分に存在し、人生でラッキーを若い頃にたくさん得た人は、もう、不幸しか待っていない、不幸を若い頃にたくさん得た僕は、これからは不幸はないと考えるようにしています。そう考えないと、PTSD、トラウマは鎮まりません。


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